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2026/01/22 09:47
まだまだ冷え込む印象の1月です。
ですが、やはり2月が一年で一番寒いと考えると、冬のファッションスタイルを楽しめるのも、もう少しだけだなぁと、思う今日この頃。笑。
とはいえ、スウェットやパーカーは一年の半分は着ている印象だったりもするのですが。

今回は、そんなパーカーの話です。
基本的に、着回しの効くデザインは、いつだってシンプルと決まっていて、尚且つ息の長いアイテムこそ過去の中にアイデアが落ちている事は、よくある話ですよね。
PEPでも、初期から意識している事の一つに”レトローカル”という造語があります。
読んで字の如く、”レトロ”と”ローカル”の合体語です。笑。
ものすごく簡単に説明させてもらうとすれば、”映画グーニーズ”の様な世界観といいますか、70年代・80年代のレトロ感がありながら、当時のアメリカ映画なんかでもみられる、ローカリズムを大切にしている感じ。
まさに、”映画グーニーズ”や、最近で言う所の”ストレンジャーシングス”なんかも、それに近しい感覚ではないでしょうか。映画ともなれば規模感は大きくなってしまいますが、80年代の空気感と、幼馴染の集まりの様な、周りとのコミュニティー感というか、その雰囲気は、ポッセな皆様であればご理解できるかと。
そんな印象のパーカーがあればと思い、今回の【PEP26FPH】を作る事になりました。


ゴールドとグレーの2色展開となったコチラは、まさに長く着れる事をコンセプトに置きつつ、ちょっとした拘りを込めたアイテムでもあります。
先に書いた"レトローカル"な雰囲気を汲み取ったカラーリングと、飽きの来ないデザイン、そしてプリントの製法と、袖のロゴへの配慮。
コレらは、90年代に【80年代リバイバル】があった頃へのオマージュを意味していたりする訳ですが、少しややこしいのでマズはフロントのプリントから。

フロントのプリントは、いわゆるカレッジロゴをイメージしつつ、本来であれば楕円の中には数字を入れる所をPosseに置き換えてカレッジ系統からの脱却を試みてみました。
それは単純に”カレッジ”と言うより、商品パッケージの様な雰囲気の方が、”ソレ”っぽさ(80年代の映画に出て来そうな、いかにもありそうな企業ロゴ)を表現した方がよりリアルだと考えたからだったりします。

更に、袖のロゴはプリントでは無く、わざわざ刺繍でプリントと同色の糸を使用して縫ってあります。
コレも、言わずと知れた有名なトレーナーメーカーを真似た90年代の商業的なパロディ具合へのオマージュを込めてあったりする訳です。笑。
80年代は、ファッションも音楽もそうですが、かなりカオスなモノが多い様に感じます。そのカオスから生まれた伝説的なアイテム達は、90年代のサンプリング文化によって、かなり早い段階でリバイバルを起こして行く訳ですが、そのハイスピードな浮き沈みの中で起こっている現象と言いますか、”リバイバル”や”パロディ”というカルチャーの方が当時は割と身近に感じていた様な気がします。なので、どちらかといえばソッチの文化の方がよりリアルと言いますか。※コカコーラの自販がまだ珍しかった時代に、違う飲料メーカーのコーラの方が幼少期の記憶の中にある様な、そんな感覚ですね。笑。
当時感で言えば、”本物”・”偽物”の様な言い回しかも知れませんが、メディアや情報ツールが増えきってしまった今の時代感で言えば、どっちがよりリアルか?の選び方としては、面白味が大き方が、選択者にとってはリアルなのかもしれませんし、その価値はその人の持つルーツによっても大きく変わってしまうのかもしれません。
要するに、そんな感じの80年代を意識した様な映画の中に出てくる登場人物が着てそうな、”いかにも”なパーカーを作ってみました。って話です。
わかる人には、わかる。
必要ない人には、全く役に立たない。
PaintEyezPosse.
