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2025/09/05 19:34
結局、釣り人。
そんな一言で終わらせる事ができない程に、その世界は広く。そしてとんでもなく深いという事は、皆さんも周知の上。
ただ、やはりこれは病の一種では無いかと思える程に、”釣りは”その人の人生への関わり方が特殊であるとも思えたりしますよね。笑。
プレイヤーであればあるほどに、その意味は理解していただけると信じています。
それでも、人である以上普段の生活、家族、友人、大切な人と過ごす時間や、はたまた退屈な時間があるのも当たり前です。
それでも尚、釣りの事を考え、探求するその気持ちや姿勢は、冒険家であり、探究者であると考えています。
子供の頃から見てきた、映画やドラマの中の冒険家や探検家は、皆同じようなハット形のヘルメットを被っていました。
ピスヘルメットと呼ばれるその形は、少し大袈裟に大きく、どんな人が被っても頭でっかちになるその姿こそが、まさに探検家。
と思い込んでいました。笑。
大人になり、カルチャーやファッションに興味を持った頃に出会ったのが、ヴィヴィアン・ウエストウッドの"マウンテンハット”でした。
その巨大な帽子は、内部調整をスカーフやバンダナで行うという特殊な作りをしており、大きいサイズのものしか存在しなく、そのシルエットを楽しむものであると。
この2つの事柄から着想を得て、形にしたもの。
それが、『プレイヤーズハット』です。

※ロゴは被った際に、右サイドにくるように配置してあります。
おそらく、皆さんが予想されているよりは、大きな作りになっています。
このハットは、先に書いた通り”ビッグシルエット”に重点を置いているため、あえて大きな作りになっているからです。

ただし、内部にサイズ調整を可能にするシステムが搭載されているので、被り心地の変更が可能になっています。
大体の大きさで書いておきますが、最大サイズが63cm〜といった具合で、そこから自分の頭に合わせて小さく調整するような形です。
内部にベルトが一周して配置してあるので、スナップバックのように後ろだけを絞るような形では無く、帽子全体の内部がギュッと締まるような作りのシステムを採用しています。
さらに言うとすれば、手ぬぐいやバンダナを巻いてハットを被る際に、そのキツさを軽減できるシステムとも言えるとPEPは考えていたりもします。
このハットには、"帝人フロンティア株式会社”(TEIJIN社)さんの開発した特殊素材である、MINOTECH®︎ST を採用しました。
特殊な撥水加工によって水滴を転がし雨をよけ、高いストレッチ性によって、柔軟性と快適性を生み出すという、ミノテック®︎素材。

水を滑らせて雨をよける撥水ファブリック。
稲から作られる日本古来の雨具「蓑(ミノ)」。この蓑の「水を滑らせ、雨をよける」構造から発想を得て、布帛の表面にマイクロガーター構造(経方向に水滴を流す構造、緯方向は、水滴が転がるように生地の表面張力を低減するための凸構造)を付与することで、水を滑らせます。
※帝人フロンティア - MINOTECH®︎ミノテック®︎ 参照
そんな、ミノテックの中でもPEPが特に使いたかった生地が、リップストップ。
アーミー好きな方々にはお馴染みの、リップストップ生地。使い込む程にアタリやカスれを楽しめる存在感のある生地です。
さらに、頭との接地面にあたるテープ部には、吸水速乾性の素材を採用する事により長時間での使用によるムレを軽減させる仕組みも採用。
雨の日にも被れて、普段でも快適に被れる。ストレッチ性のあるリップストップ生地を採用した、まさに”プレイヤーの為のハット”ではないでしょうか。
わかる人には、わかる。
必要ない人には、全く役に立たない。
PaintEyezPosse.