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2025/04/08 18:58
この度、PEPは念願のオリジナルベルトをリリースする運びとなりました。
実はこの所謂、”ガチャベルト”は普段から使用する機会が多く(というより毎日使用しているアイテムなので)、いつかはオリジナルをと思っていたアイテムでもあるわけです。


仕事上、365日のほとんどをチノパンで過ごすという生活を20代の頃から長いこと続けていた為、様々なパンツに様々なベルトを通してきたのですがやはり”無段階調整”という点、そして”バックルが金属では無い”という点から、ここ10年程度はこの仕様のガチャベルト一択でした。
※スケートボードをする際も、同じような条件でガチャベルトか靴紐をベルト代わりに使用していた人は完全に同世代ですよね。笑。
昔はよく様々なスケートブランドなんかからもガチャベルトはリリースされていたり、その”長さ”や”柔らかさ”にはそれぞれ拘りが感じられたのも懐かしい記憶です。そんな環境下で青春時代を過ごしてきたからか、好きなブランドやメーカーであればキャップと同じくらいの立ち位置に感じている”ベルト”という存在な訳です。
PEPとしては真っ先にリリースを考えたアイテムでしたが、様々なベルトを使用してきたからこそ、何となくロゴやメーカー名だけが入っているものでは、出す意味が無いと思っていたのも正直な所だったりします。

この度は、オリジナルのテキスタイルが使用できるという事と、やはりこの強化樹脂のバックルにロゴが配置できるというのは絶対条件だったので、ようやくと言いますか、本当に欲しいベルトを作る事が出来た次第でございます。
柄物であるこのテキスタイルですが、お気づきの方も多いとは思いますが、PEPからリリース予定のカスタムバンズのサイドストライプのJAZZの柄と揃えてあります。サイドストライプ自体がベルトのように見えなくも無いのですが、気持ちとしては江戸時代のおしゃれ文化の”裏勝り”の感覚です。
見えない所にこそ拘りを配置しておきたいというのが正直な気持ちで、普段見える所は普通に装い、見えない部分にこそ拘った”おしゃれ心”を意識していたりもします。
それはまるで、オールドリールの内部の部品に拘ったカスタムの様な。
釣りに置き換えるとすれば、そんな所でしょうか。笑。
結局の所、見えない部分で拘ると言うことは、少し大袈裟に言うならば自分自身の精神との向き合いとも思える訳です。
他人から見れば不必要かも知れないけれど、自分にとっては結構重要な部分って大切な事であって、それこそが”拘り”であり、”スタイル”であるはずですので。
何はともあれ、今週末のリリースを予定しておりますので、チノパンやワークパンツには本当にオススメです。普段のパンツスタイルに見えない差し色としても是非。
わかる人には、わかる。
必要ない人には、全く役に立たない。
PaintEyezPosse.