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2024/10/08 16:09
エルボーパッチプリントのロンTがリリースされました。
”エルボーパッチ”と言えば、本来はハンティングジャケットが元々の由来だそうで、地面に肘をつけて銃を構える際に擦り切れを防ぐ補強としてのディテールだったみたいです。それが1960年代のアイビーブームの際にファッション的なアクセントとして使用され始め一般的に広がったそう。
そんな”エルボーパッチ”ですが、PaintEyezPosse.的に解釈するとすれば、まずパッチ部分はアイ(目玉)になっている事は必然でしょう。
さらに釣りでの使用を想定するとすれば、やはりキャストの際に邪魔にならないという事を踏まえ手法としてはラバープリント。(伸縮の事がありますので)ですがそれだけでは野暮ったいので、バブルアップ(発泡)プリントにする事でよりエルボーパッチ感を再現しました。
釣りもひとつのハンティングである事は、通い込んでいる方々にはご理解いただけると思っているのですが、現代風と言いますか...構えるのは”銃”ではなく”竿”である事、そして肘は”地面”というよりは、橋の上から覗き込む際のガードレールや、よりかかる車なんかに当たる事の方が現実的でしょう。
シンプルでありながら、アクセントとして取り入れた”エルボーパッチプリント”ですが、感覚的にはバイトマーカーの様な位置付けの方が我々”釣り人”にはしっくりくるかと思います。
ボディに使用したのは、オープンエンド7.1オンスのヘヴィーウェイト生地で、スウェットとTシャツの中間程の分厚さがあります。
リブは2.1インチと、定番のスウェットのリブの様な作りでしっかりしたホールド感です。これも”釣り人”としてというか、袖を捲り上げる方々には重要なポイントではないでしょうか。
ゆったりしたサイジングで、本来のロンTよりは少しゆとりあるサイズ感になっています。


アッシュグレーと、濃いめのネイビーの2色展開になっています。
どちらも着込む程に色味が良い感じにすすけてくると思われますので、経年変化を楽しむのもシンプルが故の楽しみかと。
普通に着るにも、シンプルなスタイリングのアクセントとして面白いアイテムですが、”釣り人”目線のアクセントとしても面白いのではないかと思い提案させて頂きました。
秋の夜長のお供にどうぞ。
わかる人には、わかる。
必要ない人には、全く役に立たない。
PaintEyezPosse.