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2024/03/02 15:26

小学生だったか、それよりもまだ幼かったか、明確には覚えていませんが、とにかくシールを集めていた時期がありました。その頃"ビックリマン"は大ブーム中で、ソレに伴う、"ガムラツイスト"や、"ラーメンばあ"など、他にも似たようなオマケシールは色々あったのを記憶しています。

地方でも、かなり田舎の方で幼少期を過ごしたので、近所の駄菓子屋といっても、自宅から2kmほど先にしかお店は無く、"ビックリマン"のストック数も限りなく低い地域でした。笑。

当時は、珍しいシールを"レア"なんて呼び方をしていた覚えは無く、"キラ"なのか"ダブル"なのかが、自分の中では特別なモノでした。"キラ"シールは、貼るのがもったいなくて、同じシールが被ったとしても、"キラ"だけは大事にとっておいた思い出があります。集めたシールは、輪ゴムで、"バッテン結び"して、せんべいの空箱なんかの、ブリキ缶に大切にしまってましたよね。笑。





S.B.P.シリーズは、PaintEyezPosse.を始める数年前から作り始め、もう手元に無いモデルもあるので正確に何作目かは、わかりませんが、現在おそらく15作以上、バージョン違いが存在しています。

今回、Snap&Sarukanコラボで実現した骨バージョン。




コレらには3つのバージョンが存在していて、ノーマル、グロー、スケルトンが発売されました。



その中でもスケルトンは、幼少期に何度も何度も眺めていた、ダブルシールから着想を得たモデルで、シールを1枚剥がすと、さらにその下にシールがあるというギミックがある、あのシールです。

子供ながらに"得した感じ"というか、そのギミックが嬉しくて心躍らせ何度もめくっていた記憶があります。

シールを作っていく内に、"いつか作ってみたいなと"子供の頃に心踊らせたそのギミックは、スナサルくんのデザインにより実現する事が出来ました。

『めくって下から絵が出るなら、透けてたら更に面白いじゃないか!』と。コレに関して、骨のデザインは的中も的中、待ってました!と言わんばかりのデザインでした。


ココまでは、良かった。


※全て失敗作。



無事、発売出来た今だから言える事ですが、発売するまでの道のりは、結構大変でした。笑。



思い付いたは良いものの、素材の種類や、粘着材料、切り抜き形状や、ホワイトの透け感などなど、いくつもの壁にぶつかりながら、何度も調整を重ねて、ようやく出来上がったのは、Snap&SarukanコラボTシャツ発売予定日の前日でした。

何度も失敗を繰り返した事もあり、完成品を見るまでは公開する事を避けていた為、告知なんかをする事は出来ませんでしたが、ありがたい事に再販売希望のDMを沢山頂きました。




そのまま貼るのもよし、1枚剥がして貼るのもよし。遊び心のギミックは、きっと"あの頃の子供心"を甦らせます。

はって、はられて、はりかえされて!?






わかる人には、わかる。

必要無い人には、全く役に立たない。

PaintEyezPosse.