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2024/02/23 19:29



人の出会いと、そのキッカケというのは、後で振り返ってみると、いつも不思議なもので。

偶然だか、必然だかを、考えさせられたりするのも、ソレの面白い部分だなと近頃思わされたりします。


"シーバス釣り"がキッカケで繋がった、気の知れた仲間達とでも言うべきなのでしょうが、不思議と自分の経験や過去の想い出の様な部分も繋がってしまったりするもんだから、これまた不思議なもんです。


TACO BITEZの話しを前回ログに書いたのですが、その経緯も含めて、お互いのバックボーンに通じるモノが多数あり、アメリカンカルチャーやグラフィティーの文化、話し込もうと思えば幾らでも話せる内容が店内にも散りばめられていました。

お互いが、過去にLAに行った事がある共通点なども含め、TACO BITEZとは必ず一緒に何かやるだろうなあという雰囲気は、出会った瞬間から感じていたり。


その感覚で言うと、今回のPaintEyezPosse.とBluestormのコラボは、新潟の本間くん無しではありえない話しだったという事です。



彼も、もちろんそのバックボーン的な繋がりが色濃く感じたので、そんな話しになったワケです。

スケボーに、自動車、グラフィティーと、見てきたモノが極めて近かった感じ。

そうなると、やはり感覚や表現は、意図せずとも、呼吸の様に擦り合わされる感じで。

実は彼のハローラベルや、1年前のBluestormの新潟フィッシングショーのタギングTシャツの際も、少しばかりお手伝いさせて頂いていました。

本当の意味で、ストリートシーンから飛び出してきたアングラーというか、その表現が合っているかは、わかりませんが、わかりやすく伝えるとすれば、そんな感じのニュアンスの彼。

今回、Bluestormさんとのコラボにはテーマがあり、"Eye Of The Storm"という言葉を頂いた時から、本間くんを連想すると、どうしても海外スケーターのワールドツアーが頭から離れなくなってしまい、即座に飛行機のチケット(しかも片道キップ)のイメージが浮かんでしまいました。

"Eye Of The Storm"、要するに台風の目みたいな印象。救命胴衣屋さんのBluestormからすると、あまりにも反対側のワード。笑。

しかし、ソレがまた本間くんらしくて、言わずもがな、そのチケットには本間くんに落書きして貰おうというアイデアは、三者が話し合う事も無く、当たり前に進んでいくという、とてつもなく気持ちの良いジョイントワークっぷりでした。

第一弾として、昨年はタギングTが発売されていたので、今回はスローアップをボム、付属のステッカーも、ハローラベルからプライオリティーをオマージュした形に。飛行機チケットのデザインでもあったので、丁度イイと言うか、気持ちの良いセット。

チケットデザインには、少しばかりギミックが込めてあり、羅列する数字は、アルファベットを頭からかぞえると、ブルーストームになっていたり、発地がグッドフェローズだったり、フィールドが、オールシティだったりと。笑。

ストリートカルチャーが、わかる人には思わずクスっとしてしまう部分を盛り込んでみたりもしました。


とにかく、その辺も含めて、本間くんだからこそ出来たというか、彼のライフスタイル無しでは、成し得なかった今回のデザイン。と、繋がり。

本当に、有難く、素晴らしい出来事を体験させていただきました。

ありがとうございました。


つづく。