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2023/09/03 16:23


人生には、様々な生き方が存在する様に、何事にも様々な手法が存在しますよね。

要は、"やり方"という風に捉える事が出来る訳ですが、人はどうやら自分の経験からその"やり方"を導き出しているらしく、体験論を伝えるのは非常に難しい事なのかもしれません。

自分が体験した事を、相手に話す事は可能ですが、高い確率で、ソレを相手に体験させる事は極めて難しいと思えるからです。


こと"釣り"ともなれば、全く同じ状況下という事は有り得ませんし、細かい事を言えば道具も同じ物をという事はかなり難しい訳です。

沢山の蓄積された釣行の経験が積み重なる事によって出来上がる、釣りのスタイル。

時に成功体験が足を引っ張る事だってあるのが、釣り。"下手な大工は道具に難癖をつける"ではありませんが、人間何かのせいにしたくなる時だってある訳ですよね。


"タブラ・ラサ"

ラテン語で、『なにも書かれていない石板』という意味らしいです。ようするに、何度白紙に戻せるか?という事が重要であり、積み重ねた経験、体験をキチンとリセットした上で、その経験から良い所だけを上書きしていくという哲学的な思考法の事です。

釣りも、場所に道具に、行き詰まるとついつい新たな分野に手を伸ばしがちです。

ソレでも投げるプラグだけは、書き目のルアーでありたいもんです。


わかる人には、わかる。

必要無い人には、全く役に立たない。


PaintEyezPosse.